むくみは病気の前触れ?

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むくみは病気のサインとして、身体に現れることがあるのを知っていますか?

1日経ってすぐに引く程度であれば、過度に心配する必要はありません。しかし症状の現れ方によっては、危険性の高い病気が潜んでいます。

特に疑いが深いのは心臓や肝臓などの異常で、すぐに病院へ行かなくてはいけないほど重篤なケースも考えられます。

下記の症状をチェックして、病気が発する危険信号を見逃さないようにしてください。

<むくみの他に夜息苦しさを感じる>
心不全の特徴として、むくみと夜間の息切れが挙げられます。心不全は、心臓の機能低下により血液の循環が悪くなっている状態です。酸素は血液によって全身へ運ばれているため、血の巡りが悪いと息苦しさを感じます。

心臓は臓器の中でも重要な器官の1つ。悪化すると身体への負担は大きく、入院が必要になる患者もいます。むくみのほかに呼吸のしづらさを感じたら、心不全の恐れがあるのです。

<全身のむくみと疲れが気になる…>
むくんでいる箇所を指で押すと皮膚の表面が凹んで戻りが遅いと感じているなら、肝機能が低下している可能性があります。また肝臓が悪いと、慢性的な疲れを感じるのです。

肝臓は、食べ物から摂取した栄養素をエネルギーに変えたり有害な物質をろ過したりする器官です。肝臓がきちんと機能していなければ、血液の中に含まれる水分量や栄養素のバランスが崩れてむくみや疲れの原因に。肝臓の不調は、肝硬変や肝臓がんといった重い疾患が潜んでいる場合もあるので「そのうち治るでしょ」と甘く考えてはいけません。

長期的なむくみ症状や疲れを伴う際には、専門医に診てもらうのが一番です。

<食後や服薬後のむくみや腫れ>
何かを口にした直後に腫れやむくみが出現したら、血管性浮腫の可能性大。血管性浮腫は皮下組織に見られる腫れで、顔やのどによく現れます。のどの奥が腫れ上がると気道を塞ぎ、呼吸困難に陥るので危険です。

のどの奥が極度に腫れてきたときや、顔がいつもの2~3倍にも膨れ上がったらすぐに救急車を呼んでください。